児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

真実17歳について、児童とは知らなかったという弁解

 体見ても17歳と18歳は区別できませんので微妙な事例です。
 被害児童の供述はたいてい「ちゃんと17歳と言いましたから、知っていたはずです」とできあがっていますが、聞き違えとか聞き逃しもありますしね。
 被害児童は、5万で買春犯人の言いなりになるのだから、怖いお巡りさんに「17歳と言ったよな」と軽く責められればやっぱり言いなりなんじゃないかと思うんですよ。
 他方、被疑者もいい人なので、怖いお巡りさんに「17歳って聞いたよな」と軽く責められればやっぱり言いなりなんですよね。

17歳買春で自衛官逮捕=「年は知らなかった」−岐阜県警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000097-jij-soci
 17歳の少女を買春したとして、岐阜中署は13日、児童買春・ポルノ処罰法違反の容疑で、航空自衛隊岐阜基地岐阜県各務原市)所属の3等空曹(32)を逮捕した。「年は知らなかった」と話し、容疑を一部否認している。
 調べでは、容疑者は9月25日午後11時半ごろ、同県北方町の無職少女の自宅で、この少女が18歳未満と知りながら現金5万円を渡す約束をしてわいせつな行為をした疑い。同容疑者はすきを見て、現金を払わずに逃げたという。
 2人は携帯電話の出会い系サイトで知り合った。現金を受け取れなかったことを少女が知人の女性に話し、女性が警察に相談して発覚した。