児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

犯行動機は「職場と家庭でストレス」?

 児童虐待に動機なんて斟酌されないわけですが、取り調べで聴かれるものだから、少しでも軽くなるかと思って知恵絞って「ストレス」だとか言ってるんですよ。

  • 「高い社会的地位」が目立つのではなく、階層によらず普遍化しているということではないか?
  • 医師・税理士等「高い社会的地位」でない場合はストレスがないのか?
  • 検挙された買春犯人の単なる言い訳ではないのか?
  • 本当は「ばれないだろう」「売りに来た少女を買って何が悪い」「捕まっても罰金」と思っているのではないか?
  • 検挙後も「何が悪かったのか」理解したのか?

いろいろ考えます。

【Zoom Up】“紳士”児童買春へ 高い社会的地位…職場と家庭でストレス
2005.11.24 東京朝刊 29頁 第3社会 表有 (全1,367字) 
 医師や税理士といった社会的地位のある男性が児童買春の容疑で摘発される事件が相次いでいる。警察幹部は「『出会い系サイト』などで出会う機会が増えた少女を食い物にし、社会的地位からくる職業上のストレスの安易なはけ口としている」と指摘する。「援助交際」などで知り合った男に、知り合いの少女を紹介して売春を斡旋(あっせん)する少女たちも急増。すそ野が広がる一方の少女売春への対策は警察当局の緊急課題となっている。(浅野英介)
産経新聞