児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「暗に在宅起訴で済むように求めていると受け取れる」上申書

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000020-kyodo-soci
 それなら、明白にそう書くべきですね。
 自白事件で奥村弁護士が被疑者に書かせている上申書は、警察検察のお手を煩わせる必要がないよう、要するに取調の代行をしているわけです。
   ○○罪の取調のポイント
がわかっている場合は、そのポイントは先行して書いて強調していく。
 公判で弁護士が争ってくる穴はこっちから埋めていく。
 認める点はくどいほど認めて、否認する点も繰り返し否認してて、どこから読んでも間違えません。カラー印刷。
 こういう上申書が書けると、捜査機関は、上申書の裏付け作業をして、取調は上申書+裏付けの確認・補充だけになります。

 それを称して

取調というのは、刑事が机たたいて拷問するのかと予想していたが
弁護士に打ってもらった上申書の確認が延々と続いて、
その後は取調がなくなって
拍子抜けした
取調はつまらない。

という被疑者も居ました。
 刑事責任は重いのに、ちょっとなめているようですね。
 こんな奴には、被害者の調書でも読ませて、ちょっと責めておいてください。