児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童ポルノ販売事案におけるおとり捜査

 購入するのは犯罪じゃないわけですが、警察官が申しこんできたから販売するわけで、おとり捜査ですよね。
 この事件では、口座名義から被告人が割り出された。
 この調子でバンバンやれば、オークションの児童ポルノは撲滅できそうなものですが。

警察本部生活安全部生活安全企画課長
司法警察員警視A殿
     警察本部生活安全部生活安全企画課
    司法警察員警部補B
現在、当課において被疑者Cにかかる児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反事件を捜査中であるが、生活安全部管理官が同法違反を裏付けるため被疑者に対しビデオテープの購入申込をし、被疑者がメールで送付した商品リストからビデオテープ6本の申込をしたところ、被疑者が代金の振り込み指定をしてきたので、本日、管理官が被疑者の指定した銀行口座に、ビデオテープ6本分代金 12,000円の振込手続きをATM機を利用して行った。
その際、同ATM機からご利用控1枚振込カード1枚が排出されたことから、本職は、同振込事実を明らかにする証拠品と認め管理官から同品の任意提出を受け、別紙領置調書(甲)のとおりを領置したので報告します。