児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2012-05-29から1日間の記事一覧

5/29〜30は福島県調査へ

観念的競合等の珍しい法令適用はないか? という調査です。 聞いているだけでも、弁護人の手抜きで実刑になった事件もあったようですし、判例違反の罪数処理のまま実刑になった事件もあるようです。1日目 1000 福島本庁 13件 1300 郡山 23件 2…

「13歳の青少年が18歳に満たない青少年又は児童であることを知りながら, 自己の性欲を満たすため,前記青少年の肛門に被告人の陰茎を挿入する」行為は、みだらな性行為(淫行・いん行)か、わいせつな行為か?

こういう公訴事実で出てきますが、「肛門に被告人の陰茎を挿入するなど」の行為は性交類似行為ですから、通常は「みだらな性行為(淫行・いん行)」として起訴されます。それを間違って「わいせつな行為」として起訴した場合は、どうなるかという問題。 公訴…