児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録記録被告事件弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 hp3@okumura-tanaka-law.com)

性犯罪・福祉犯(監護者性交罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2011-07-15から1日間の記事一覧

行為の通常随伴性

だれが見ても、淫行と製造は通常随伴しませんよ。 なのに、小樽支部と札幌高裁は観念的競合にしていました。札幌高検の検察官も観念的競合を主張していました。 中谷雄二郎 罪数の判断基準再考 植村立郎判事退官記念論文集 第1巻 p75 このように平成21年10月…

わいせつなデータを頒布目的で所持する行為

「保管」というのはオンラインストレージとかに置いている場合で、物理的支配下に置いているのは「所持」です。本件は所持罪。 警視庁は児童ポルノ法H16改正の時も「保管罪」で逮捕して、起訴罪名は「所持罪」になっていたということがありました。 http://s…

中谷判事も条文の体裁で騙されたという話

実務家は条文の体裁の類似性もみてるんですよ。 そんで、児童ポルノ罪もわいせつ図画と同じだと誤解した。 植村立郎判事退官記念論文集 第1巻 p61 エ 最決平成21年7月7日(刑集63巻6号507頁。平成21年7月決定) 1 平成21年7月決定Iは,児童買春,児童ポルノに…