児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2009-01-01から1日間の記事一覧

民主党案7条1項の取得罪の罪数

反復性に着目していると、集合犯なので数回取得しても科刑上一罪になりそうですが、児童ポルノの流通が「性的虐待」だという割に、100回やっても3年の罪が一罪でいいんですか? 「有償で又は反復して」という要件で成立範囲を絞ろうという趣旨はわかりま…

児童ポルノ提供・運搬・所持・公然陳列・輸入・輸出罪における「児童を使用する者」(9条)とは?

民主党案では、7条1項の取得罪には年齢知情条項を適用していませんね。そこまで検討されているのであれば、2項〜7項の場合について「使用する」というのはどういう意味なのかを説明して欲しいものです。 「製造」は撮影を含むので、児童を雇用するなどし…