児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録記録被告事件弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 hp@okumura-tanaka-law.com)

性犯罪・福祉犯(監護者性交罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

少年条例違反で逮捕→迷惑条例で送検→不処分→熊本県/避難所の迷惑行為 「無罪」男性賠償請求 女児の母棄却求める

 見せたという動画も閲覧履歴も発見されませんでした。
 条例の、わいせつ行為として逮捕したものと思われますが、「わいせつ行為を見せる」でもないし、性器を見せつけてわいせつと言えるかどうかという感じですので、わいせつ画像を見せるというのはわいせつとしては弱いでしょう。
 避難所のわいせつ行為とかに神経質になっていた時期だからえdしょうね

熊本県少年保護育成条例の解説h27
(みだらな性行為及びわいせつ行為の禁止)
第13条
1何人も、少年に対し、みだらな性行為又はわいせつ行為をしてはならない。
2何人も、少年に対し、前項の行為を教え、又は見せてはならない。
解説
(3) 「わいせつ行為」とは、いたずらに性欲を刺激、興奮させたり、その露骨な表現によって正常な普通一般社会人に、性的しゆうち嫌悪の情をおこさせ善良な性的道義感に反するものをいう。
しかし、現にしゆうち嫌悪の情をおこさせたことを必要としない。このような情をおこさせる性質の行為であればこれに当たる。
例えば、単に陰部に触れる行為、乳房を撫でる行為、接吻行為等がこれに当たる。

熊本県/避難所の迷惑行為 「無罪」男性賠償請求 女児の母棄却求める 
2018.06.23 西日本新聞
 熊本地震の避難所で当時小学6年の女児に「わいせつな動画を見せた」と女児の母親から県警に被害を訴えられ、熊本家裁で刑事裁判の無罪に当たる不処分の決定を受けた男性=当時(19)=が、女児の母親に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、熊本地裁(永田雄一裁判官)であり、母親側は「請求は不当」として棄却を求めた。
 訴状などによると、男性は母親の申告をきっかけに2016年5月に県少年保護育成条例違反容疑で逮捕。職場で県警から任意同行を求められたり、勾留されたりして精神的苦痛を受けたとしている。 (壇知里

女児への迷惑行為「無罪」の元少年 被害訴えた母親を提訴 熊本地裁
2018.06.22 西日本新聞
 2016年5月、熊本地震の被災者たちが身を寄せた避難所で当時小学6年の女児にわいせつな動画を見せたとして熊本県迷惑行為防止条例違反容疑で熊本家裁に送致され、刑事裁判の無罪に当たる不処分の決定を受けた当時19歳の会社員の男性(21)が、県警に女児の被害を訴えた母親を相手に損害賠償を求める訴訟を熊本地裁に起こしていたことが分かった。提訴は5月8日付。
 県警などによると、女児の母親は避難所で隣り合う場所にいた男性が「娘にスマートフォンでわいせつ動画を見せた」と県警に訴えた。県警に逮捕された男性は、地検から家裁に送致されたが、スマホからわいせつ動画を閲覧した履歴が確認できず、家裁は「客観的な証拠がない」として非行事実なしと結論付けたという。男性は逮捕当初から容疑を否認していた。
 訴状によると、男性は母親の申告をきっかけに職場で県警から任意同行を求められたり、勾留されたりして精神的苦痛を受けたとしている。男性の代理人弁護士は「母親の説明はあいまいで、県警は主に母親の目撃情報だけで逮捕した」と批判。母親の代理人弁護士は「母親は提訴を遺憾に感じている」としている。 (壇知里

不処分報道

県迷惑条例違反で送致 19歳少年の不処分決定 熊本家裁 熊本地震
2016.10.13 西日本新聞
 熊本地震の避難所で4月、女子児童にわいせつな動画を見せ、熊本県迷惑行為防止条例に違反したとして熊本地検が送致した熊本市の会社員少年(19)の審判で、熊本家裁(船戸容子裁判官)が刑事裁判の無罪に当たる不処分の決定をしていたことが12日分かった。決定は11日付。

 付添人弁護士によると、少年のスマートフォンからわいせつ動画を閲覧した履歴が確認できず、家裁は「客観的な証拠がない」として、非行事実なしと結論付けたという。少年は一貫して容疑を否認していた。5月に少年を逮捕した熊本南署は「決定文を見ていないためコメントを控える」としている。
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逮捕少年に「無罪」 避難所で女児にわいせつ動画 熊本家裁 平成28年熊本地震
2016.10.12 熊本日日新聞
 熊本地震の避難所で女児にわいせつ動画を見せたとして、県迷惑行為防止条例違反の非行事実で送致された熊本市の少年(19)の審判で、熊本家裁は11日、非行事実はないとして、刑事事件の無罪に当たる不処分を決定した。
 付添人の松本卓也弁護士によると、少年は逮捕時から一貫して「動画を見せていない」と否認。船戸容子裁判官は、決定理由で「目撃証言の信用性に疑いがあり、非行事実を裏付ける客観的な証拠がない」と述べたという。
 少年は5月1日夜、自らも避難していた熊本市内の避難所で、避難中の女児にスマートフォンでわいせつ動画を見せたとして、熊本南署に県少年保護育成条例違反の疑いで同16日に逮捕された。
 その後の捜査で、動画を見せたとされる日時を4月29日夜に、非行事実を県迷惑行為防止条例違反にそれぞれ変え、熊本地検が家裁送致した。
 署は「決定文の詳細を把握しておらず、コメントできない」としている。

逮捕報道

事件・事故=避難所でわいせつ動画見せた疑いで少年逮捕 熊本南署 平成28年熊本地震
2016.05.17 熊本日日新聞
 ■避難所でわいせつ動画見せた疑いで少年逮捕 熊本南署は16日、県少年保護育成条例違反の疑いで、熊本市の会社員の少年(19)を逮捕した。逮捕容疑は1日午後10時ごろ、同市内の避難所で、熊本地震で避難中の女児(11)にスマートフォンのわいせつ動画を見せた疑い。署によると少年も避難中。避難所に仕切りはなく、女児の母親が離れた間に、就寝しようと横になっていた女児に近づいたらしい。「動画を見せた記憶は無い」と否認している。