児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録記録被告事件弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 hp@okumura-tanaka-law.com)

性犯罪・福祉犯(監護者性交罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「児童に胸などを露出した写真4枚を送信させ、その後もわいせつな画像の送信を要求し、少女が断ると、「ここで返信途切れたら(写真を)さらすから」などとメッセージを送信していた。」という場合の罪名(強制sextting)

 画像を撮影送信させたのは、児童ポルノ製造罪になるとして、
 脅迫の部分をどう評価するかが分かれていて、
 従前は強要(未遂)罪とするのが主流でしたが、
 最近は強制わいせつ(未遂)罪とするものが出てきています。強制わいせつ罪と製造罪の罪数には混乱があります。
大分地裁h23.5.11 (併合罪
札幌地裁H29.8.15(併合罪
高松地裁丸亀H29.5.2(併合罪
高松地裁H28.6.2(観念的競合)
 奥村が強制わいせつ罪説を唱えた事件では、東京高裁等で強要罪とされています。

中3に自画撮り強要 防衛医科大生を逮捕 未遂容疑で警視庁
2018.05.11 読売新聞
 女子中学生に裸の自画撮り写真を送らせたなどとして、警視庁赤羽署は11日、埼玉県所沢市の防衛医科大1年の少年 (19)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純製造)と強要未遂の疑いで逮捕したと発表した。
 発表によると、少年は1月、スマートフォンの出会い系アプリで知り合った当時中学3年の女子生徒(15)に裸の写真を送信させた上、別の写真を要求し、拒まれると「裸をさらす」と迫った疑い。容疑を認めている。
 少年は当時、予備校生だったが、「テレビ関係の仕事をしている。芸能人に会いたければ、写真を送ってほしい」とうそをついていたという。

https://www.sankei.com/affairs/news/180511/afr1805110010-n1.html
中3少女に裸の画像送らせる 容疑で防衛医科大生を逮捕 
 スマートフォンの出会い系アプリで知り合った当時中学3年の少女(15)に裸の画像を送らせるなどしたとして、警視庁赤羽署は児童買春・ポルノ禁止法違反などの容疑で、埼玉県所沢市の防衛医科大1年の少年(19)を逮捕した。「悪いことだと分かっていたが、性欲に負けてしまった」などと話し、容疑を認めている。
 逮捕容疑は今年1月21日、アプリで知り合った少女に「自分はテレビ関係の仕事をしている。芸能人と会えるから写真を送って」などという誘い文句で胸などを露出した写真4枚を送信させ、自分のスマホに保存したとしている。
 少年はその後もわいせつな画像の送信を要求し、少女が断ると、「ここで返信途切れたら(写真を)さらすから」などとメッセージを送信していた。少女が母親に相談して被害が発覚した。