児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

保育士の犯罪について「警察などから通知される仕組みはなく、報道がなければ把握できない」

 2010.11に強制わいせつ罪で懲役3年実刑というのは、長野地裁東京地裁かな。東京だと報道されないだろう。
 医師・歯科医師のみ通報されることになっていますが、研究者(実は医師免許あり)という場合は隠せることがある。
 痴漢で捕まった製薬会社員が実は薬剤師資格は持ってるとしても、関係無いから警察も資格までは調べないので、全部の資格について、欠格とか行政処分事由を警察・検察から免許権者に通報するというのは無理ですね。

http://digital.asahi.com/articles/ASJC142K4JC1ULOB01X.html
査関係者などによると、容疑者は2006年に専門学校を卒業後、東京都や神奈川県の保育所児童養護施設を転々としていた。

 幼児の体を触った強制わいせつ罪で懲役3年の実刑判決を10年11月に受け、控訴せずに服役。児童福祉法では保育士が懲役刑を受けた場合、「刑を終えて2年間は保育士として登録できない」と定めており、容疑者は出所後、保育士登録を取り消されていなければならなかった。

 ところが、容疑者の登録先の神奈川県は判決を把握できず、保育士として登録され続けた。県次世代育成課の担当者は「警察などから通知される仕組みはなく、報道がなければ把握できない」と説明する。

 容疑者は出所後の14年7月に東京都内の保育所に勤務し、15年1月に「ちびっこBOY」に転職。同年6月に一度やめたが、人手不足などを理由に間もなく復帰した。「いったん退職したのは、子どもへのわいせつ行為の疑いがあったためだ」と保育所の関係者は明かす。