児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録記録被告事件弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 hp@okumura-tanaka-law.com)

性犯罪・福祉犯(監護者性交罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

CG事件の判決文(東京地裁H28.3.15被告人控訴)は ウエストローに掲載されました


 34画像中31画像が無罪になったことを確認してください。

裁判年月日  平成28年 3月15日  裁判所名  東京地裁  裁判区分  判決
事件名  児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反被告事件
裁判結果  有罪  文献番号  2016WLJPCA03156003
出典
エストロー・ジャパン


....
第12  結論
 以上より,「○○2」画像番号2,15及び27(右側)の各画像データに係る記録媒体すなわち被告人のパーソナルコンピュータの外付けハードディスクは児童ポルノ法2条3項の「児童ポルノ」に該当し,同各画像データは同法7条4項後段の「電磁的記録」に該当すると認められる。
 よって,当裁判所は,関係各証拠から,判示第1の児童ポルノ製造罪及び判示第2の児童ポルノ提供罪がそれぞれ成立すると認定したものである(なお,購入者らが本件CG集をダウンロードした場所が購入者らの自宅であったことを認める明確な証拠は存在しない。)。
 (法令の適用)
 罰条
 判示第1の所為 平成26年法律第79号附則2条により同法による改正前の児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律7条5項,同条4項,2条3項3号
 判示第2の所為 包括して同法7条4項後段,2条3項3号
 刑種の選択
 判示第1及び第2の各罪 いずれも懲役刑及び罰金刑を選択
 併合罪の加重
 懲役刑につき 刑法45条前段,47条本文,10条(犯情の重い判示第2の罪の刑に法定の加重)
 罰金刑につき 刑法48条2項(判示第1及び第2の各罪の罰金の多額を合計した金額の範囲内)
 労役場留置 刑法18条(罰金刑につき金5000円を1日に換算)
 刑の執行猶予 刑法25条1項(懲役刑につき)
 訴訟費用の負担 刑事訴訟法181条1項本文

 製造罪も一罪、提供罪も一罪になってるので、一部無罪という宣告はなかったんです。