児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

学校が警察に通報した事例

 師弟関係などの影響関係があると児童福祉法違反(淫行させる行為・児童淫行罪)になってかなりの確率で実刑になります。
 実際に影響関係があったかどうかについては、児童の供述にバイアスがかかっている可能性があるので、慎重に検討する必要があります。

http://mainichi.jp/area/saga/news/20150910ddlk41040310000c.html
わいせつ行為:中学生に 県教委、男性教諭を懲戒免職 /佐賀
毎日新聞 2015年09月10日 地方版

 県教委は9日、知り合いの女子中学生にわいせつ行為をしたとして、県内の公立中学校に勤務する50代の男性教諭を懲戒免職処分にしたと発表した。事案については県警にも連絡しているという。

 県教委によると、男性教諭は今年7月中、女子中学生を県外のホテルに2回、連れて行き、わいせつ行為をしたという。また、別の日に3、4回にわたり、県内の駐車場でもわいせつ行為をしていた。

 女子中学生が学校の女性教員に相談して発覚した。男性教諭は、女子中学生の悩みの相談に乗るとして携帯電話やメールでドライブに誘い出していた。

 男性教諭は女子中学生と日中や夕方に会っていたという。男性教諭は県教委の聴取に対して「恋愛感情を持っていた」と話していたという。

 県教委は8月にも県立高校の男性教諭を盗撮行為で懲戒免職としている。相次ぐ不祥事に、県庁で記者会見した熊崎知行・副教育長は深く頭を下げて謝罪した。古谷宏教育長は「被害生徒及び、保護者、県民の皆様に心よりおわび申し上げる。改めて職員一人一人の自覚を促し、学校教育に対する信頼回復に向け、全力で取り組む」とコメントを出した。

 再発防止のため、県教委は10日、全公立小中高校対象の臨時校長会を開く

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5084775691.html
懲戒免職処分を受けたのは県内の公立中学校の50代の男の教諭です。
佐賀県教育委員会によりますと、この教諭は、ことし7月、「相談に乗る」などと言って県内に住む知り合いの女子中学生を電話やメールで呼び出し、自家用車の中などで複数回、わいせつな行為をしたということです。
女子中学生が、自分の学校の女性教員に被害を訴えて発覚したもので、この教諭は、行為を認めた上で、「恋愛感情を持ってしまった。
教師としてあるまじき行為をしたことは弁解の余地がありません」と話しているということです。

教育委員会では、8日、警察にも相談したということです。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/227807
佐賀県教育委員会は9日、女子中学生にわいせつな行為をしたとして、県内の公立中学校の50代男性教諭を懲戒免職処分にした。生徒の保護を目的に氏名や勤務先を公表していない。

 県教委によると、教諭は7月、携帯電話やメールを通じて相談に乗っていた女子生徒を車で複数回連れ出し、ホテルや駐車場でわいせつな行為を繰り返した。9月に生徒が自校の女性教員に相談して発覚した。

 男性教諭は県教委の調査に対し、「恋愛感情があった。生徒は同意していると思った」と話している。生徒は「嫌だったが、相談に乗ってもらっていて断れなかった」と同意を否定、8月中も誘われたが、断っていた。県教委は8日に県警に通報した。