児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

私事性的画像記録物公然陳列罪と名誉毀損罪を観念的競合として逮捕したと思われる事例

 公然陳列罪の包括一罪性でかすがいになりそうですね。

元交際相手写真を公開容疑で逮捕 高崎の43歳男 /群馬県
2015.03.31 朝日新聞
 県警は30日、容疑者をリベンジポルノ防止法違反と名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。昨年11月施行の同法(私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律)違反での摘発は、警察当局によると県内初、全国では5件目という。
 子ども・女性安全対策課などによると、容疑者は元交際相手の女性の裸などの写真をインターネット上の掲示板にアップロードし、昨年12月から今年1月ごろにかけ、閲覧可能な状態にして私的な画像を公開したうえ、女性の名誉を毀損した疑いがある。