具体的な物を見たとして、児童ポルノの認識があるかとか、幇助の故意があるかというのはさらに問題になります。
http://digital.asahi.com/articles/ASH3L5V3QH3LOIPE01W.html
日本での児童ポルノの流通は国際社会から厳しく批判されており、愛知県警はこの立件に合わせ、アマゾンジャパンに対し、サイトの管理を徹底するよう申し入れた。県警によると、派遣社員は昨年、アマゾンジャパンが運営する通販サイトで、サイト利用者が児童ポルノに該当する18歳未満の少女の写真集を所持し、販売するのを幇助(ほうじょ)した疑いがある。
関連会社はアマゾンジャパンが扱う商品の物流などを担い、派遣社員は商品の管理や発送を担当していた。出品者から預かった写真集を客に配送したところ、「児童ポルノではないか」と客から返品を受けた。しかし、その後、派遣社員はこの写真集を別の客に配送したという。社内ルールでは、偽ブランド品や薬物、児童ポルノは「販売しない」と明記しているという。
県警は昨年夏、アマゾンの通販サイトで、少女の裸を収録した写真集が売られているのを見つけ、捜査を開始。同社のサイトを利用して商品を販売していた東京都内の古書店経営者と店員の男2人を同法違反(販売目的所持)の疑いで逮捕。その後も同容疑で愛知県や福岡県などの書店や個人、約10業者を検挙し、販売の経緯やアマゾン側の組織的な関与の有無について調べていた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2015031900327&m=rss
男は児童ポルノと認識していなかったと話しているもようだ。
送検容疑は昨年10月、18歳未満の少女が裸で写った写真集1冊を、児童ポルノと知りながらアマゾンの通販サイトで購入できる状態にした疑い。送検は17日付。
県警によると、男は物流センターを運営するアマゾンジャパン・ロジスティクス(千葉県市川市)で商品管理などを行っていた。購入者から「児童ポルノではないか」と返品された写真集を再びサイトに出品しており、悪質と判断した。
県警は昨年、児童ポルノをアマゾンのサイトに出品した古本販売業者らを相次いで摘発し、今年1月にはアマゾンジャパン本社などを捜索。今回の写真集を出品した関東地方の30代男も17日、同法違反容疑で書類送検した。
追記 2015/04/01
起訴猶予。
最初から世論喚起目的だったと思われます。
購入者リストに載ってる人をビビらせるには十分でした。
http://digital.asahi.com/articles/ASH305GYJH30OIPE020.html
ネット通販大手アマゾンジャパン(東京)の関連会社に勤務する40代の男性社員が児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で書類送検された事件で、名古屋地検が31日に社員を不起訴処分(起訴猶予)としたことがわかった。捜査の結果、裏付けられた児童ポルノの販売仲介が1件だったことなどを考慮したとみられる。日本での児童ポルノの流通は国際社会から批判されており、愛知県警は刑事処分とは別に、アマゾンに通販サイトの管理を徹底するよう申し入れている。
県警によると、社員は昨年10月、アマゾンが運営する通販サイトの利用者が児童ポルノにあたる18歳未満の少女の写真集を販売目的で所持するのを幇助(ほうじょ)した疑いが持たれていた。社員はアマゾンから物流を担う関連会社に出向。商品の管理や発送を担当していた。