児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

8/21逮捕「自分がやった。弁解することはありません」→9/11処分保留釈放

 逮捕容疑になった公然陳列行為はデータ解析終わってから逮捕状請求しているはずなので、起訴できますよね。

児童ポルノ:北九州の巡査長逮捕 ネットで公開容疑
 佐賀県警は21日、インターネットのファイル共有ソフトを利用して児童ポルノ画像をネット上に公開したとして、(31)を児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)などの容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は7月29日、自宅の私用パソコンで共有ソフト「Share」を使い、18歳未満の児童ポルノ動画をネット上に公開したとしている。「自分がやった。弁解することはありません」と容疑を認めているという。
 佐賀県警によると、公開された児童ポルノ動画は約10分のファイル。サイバーパトロールで発見した。容疑者の自宅パソコンは私物だった。
[毎日新聞社 2013年8月22日(木)]

http://mainichi.jp/area/saga/news/20130912ddlk41040504000c.html
児童ポルノ:公開の巡査長を釈放 処分保留理由、地検明かさず /佐賀
毎日新聞 2013年09月12日 地方版
 佐賀地検は11日、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)などの容疑で逮捕された北九州市警察部機動警察隊の男性巡査長(31)を処分保留で釈放したと発表した。理由は明らかにしていない。地検は「引き続き任意で捜査し、適切な処分をする」としている。
 巡査長は8月21日、北九州市内の自宅の私用パソコンで共有ソフトを使い、児童ポルノ動画をインターネット上に公開したとして佐賀県警に逮捕された。同県警のサイバーパトロールで発覚した。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2548343.article.html
容疑者(31)について佐賀地検は11日、処分保留で釈放した。
 利用したネットのデータ解析に時間がかかっているとみられ、佐賀地検は「任意で引き続き捜査し、適正に処分する」としている。送検容疑などによると、細田容疑者は7月29日、自宅パソコンでファイル共有ソフト「シェア」を使い、18歳未満の女性のわいせつ動画1本を不特定多数が閲覧できるよう公開した疑い。

http://www.sagatv.co.jp/news/text/news3ch.php
佐賀地検が捜査をしていましたが、データの解析などに時間を要することと、巡査長に逃亡のおそれがないとみて、処分保留のまま11日付けで釈放しました。佐賀地検は今後も任意での捜査を継続していくとしています。
(9月11日 21:46)