児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

ネット掲示板に「ゆい」という女性名で「痴漢してくれる人いませんか」などと書き込み、JR和歌山線粉(こ)河(かわ)駅から乗車した女性(23)の乗車位置や服装の特徴などを記載。書き込みを見た男に痴漢行為をさせたという卑わい行為で罰金30万円(和歌山簡裁H25.7.29)

 実行犯(強制わいせつ罪で逮捕・不起訴)は道具になってたんでしょうか?
 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130729-00000571-san-soci
起訴状などによると、上席調査官は4月30日、ネット掲示板に「ゆい」という女性名で「痴漢してくれる人いませんか」などと書き込み、JR和歌山線粉(こ)河(かわ)駅から乗車した女性(23)の乗車位置や服装の特徴などを記載。書き込みを見た男に痴漢行為をさせたとしている。
 県警などによると、「当初は男性名で書き込んでいたが返答がなく、女性名で書き込むと反応があり楽しくなって今回の書き込みをした。以前から女性を電車で見かけ好きなタイプだった。痴漢されたところを善良なふりをして助ければ仲良くなれると思った」などと供述しているという。
 大阪国税局の山本吉伸・国税広報広聴室長は「国民の信頼を損なう重大な事件で誠に遺憾。厳正に対処する」とコメントした。

容疑者(49)が、県警に「被害女性が痴漢され、自分が善良な人を装って助ければ仲良くなれる。一緒にお酒を飲みに行けると思った」などと供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。

 和歌山区検は29日、容疑者を同条例(卑わいな行為の禁止)違反罪で和歌山簡裁に略式起訴。同簡裁は同日、30万円の略式命令を出し、被告は即日納付した。また、女性を触ったとして強制わいせつ容疑で逮捕され、処分保留で釈放していた男(26)について、和歌山地検は29日、不起訴とした。金木秀文次席検事は処分理由を「コメントできない」としている。