児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

日テレ番組で「詐欺被害者」、実は弁護士の知人

 日本テレビに限らず、テレビ局の取材では、どうしても画像が欲しいというので、被害者本人・被疑者本人のコメントを取りたいという希望が時々ありますが、ややこしい問題になるので、奥村は取り次ぎませんし、連絡先も教えません。
 当然、記録なんか見せないわけですが、分厚い謄写記録の表紙(事件名と弁護士名と謄写館名があって被告人名はないもの)は見せたことがあります。そこまでです。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130719-OYT1T00568.htm?from=ylist
日テレ番組で「詐欺被害者」、実は弁護士の知人
 日本テレビは19日朝の情報番組「スッキリ!!」で、昨年2月と同6月の番組内で取り上げたインターネットを利用した詐欺問題の被害者男女2人について、実際は被害者ではなかったと訂正し、謝罪した。
 いずれも番組に出演した奥野剛弁護士(第二東京弁護士会)から紹介されていた。同社は詳しい取材経緯を調査している。
 同社総合広報部によると、昨年2月29日に放送した出会い系サイトを巡る詐欺問題の特集で、被害者として千葉県内の28歳の女性のインタビューを放送。同6月1日には、芸能人になりすます「サクラサイト」の詐欺を特集し、被害にあったという40代の男性のインタビューを放送した。番組側が奥野弁護士に「取材できる被害者を紹介してほしい」と持ちかけ、2人を紹介されたという。
 今月になって、外部から指摘があり、奥野弁護士に確認したところ、知人の男女に被害者のふりをして取材に応じるよう依頼していたことがわかった。奥野弁護士は「自分の判断でやった。ご迷惑をおかけした」と話しているという。
 同社はこの日の番組で「十分な裏付けを取らずに放送しました。再発防止に努めてまいりたい」と謝罪した。奥野弁護士の事務所は「取材には応じられない」としている。
(2013年7月19日12時02分 読売新聞)

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/07/19/kiji/K20130719006249870.html
日テレ「スッキリ」の詐欺被害者は別人だった…弁護士が紹介
 日本テレビは19日、情報番組「スッキリ!!」で放送した詐欺の被害者2人のインタビューについて、実際には被害を受けた当事者ではなかったと明らかにし、番組内で謝罪した。番組が協力を依頼した弁護士から紹介を受けたという。

 同局によると、放送は昨年の2月と6月。インターネットを使った詐欺被害の特集で、取材先の奥野剛弁護士から被害者として紹介を受けた男女各1人が、被害の経緯などを証言した。

 しかし今月、外部から被害当事者ではないとの指摘を受け調査。2人は実際には被害者ではなく、奥野弁護士の知人であることが発覚したという。
[ 2013年7月19日 11:56 ]

http://www.ntv.co.jp/sukkiri/owabi/index.html
2012年2月29日と6月1日放送の詐欺に関する特集について
 2012年2月29日と同年6月1日に「スッキリ!!」でインターネットを使った詐欺を特集しました。
 2月29日の特集では、女性をターゲットにした新たな出会い系サイトを使った詐欺被害を扱いました。この中で、インターネット詐欺問題を取り扱っていた奥野剛弁護士を取材し、同弁護士から、詐欺の被害者として紹介を受けた女性にインタビューし、経緯等を放送しました。
 また、6月1日の特集では、芸能人になりすました詐欺被害を扱い、この中で、同弁護士から詐欺の被害者として紹介を受けた男性の証言を用いて、詐欺にあった経緯等をお伝えしました。
 しかし、同弁護士によると、被害者として紹介した2人は実際には被害者ではなく、同弁護士が依頼した知り合いだったということです。
 放送当時、インターネットの出会い系サイトや芸能人になりすましたメールを送付する詐欺などが社会問題化しており、被害の実態を伝え、注意喚起するために特集しました。しかし、番組では同弁護士から被害者として紹介を受けた2人について、実際に被害を受けていたことの裏付けが十分ではありませんでした。
 視聴者の皆様にお詫び申し上げますとともに、今後こうしたことのないよう、再発防止に努めてまいります。
 なお、2012年6月1日の放送でご紹介した、「全国一斉サクラサイト被害110番」の瀬戸和宏弁護士をはじめとするクレジット・リース被害対策弁護団の関係者の皆様は、奥野弁護士とは一切関係ありません。また、同日の放送で、被害について証言した20代の女性は実際の被害者であり、奥野弁護士とは一切関係はありません。


こういう感じで依頼がくるんですよ

【「テレビ局」からの依頼内容】
「高齢者を狙う最新悪徳詐欺商法」というテーマで、商品を強引に送りつける商法や、未公開株や社債などの取引を持ちかけて金をだまし取る金融商品詐欺、あるいは還付金詐欺といった、かつての「振り込み詐欺」から進化した、新しい詐欺の手口とその実態についてご紹介する予定です。

【お願い】
1)「高齢者を狙う最新悪徳詐欺商法」について、実例等を挙げながら、生放送のスタジオで解説していただける弁護士の先生を探しています。

2)実際に、それらの新しい手口の詐欺にあわれてしまった被害者の方をご紹介いただける弁護士の先生を探しています。
※事前に(今週土日どちらかで)取材ができればと考えております。

被害者の方からご相談を受けている弁護士の方や、
過去の事例でも被害者の方をご紹介して頂ける方がいらっしゃいましたら是非ご連絡ください。

急なお話しで恐縮ですが、今週末にご紹介して頂ける方やご相談を受ける方がいらっしゃいましたら是非ご協力をいただけますと幸いでございます。

【「番組名」からの依頼内容】
現在、弊番組で“高齢者のDV被害”について取り上げたく思っております。
「長年夫からDVを受けてきたが、我慢するのが当たり前だと思って人に言えずにいた・・・」
「久しぶりに実家に戻ったら、母が痣だらけになっていて、原因は父からの暴力だったので、
 現在シェルターに入れている」
「体力が弱った頃から、息子からの暴力が始まり、父親として扱われていない」
など、
▼被害者の方が高齢者(60歳以上・男女問わず)
▼本人に認知症や介護の必要性がない方
で被害に合われている方を探しております。
こういった被害者の方からのご相談を受けている弁護士の方や、過去の事例でも被害者の方をご紹介して頂ける方がいらっしゃいましたら是非ご連絡ください。
また、急なお話しで恐縮ですが、今週中にでもご紹介して頂ける方やご相談を受ける方がいらっしゃいましたら是非ご協力をいただけますと幸いでございます。