児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録記録被告事件弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 hp@okumura-tanaka-law.com)

性犯罪・福祉犯(監護者性交罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

昨年11月上旬の児童買春について、今年捜査が始まり、5/14・5/21に教委に匿名電話があり、5/30に出頭を予定したら、5/31に逮捕された事案(長野県警)

 多分親族からの岡谷署への警察相談で発覚し、5月に被疑者が特定されて被害児童の取調の際に氏名が被害児童に伝わり、被害児童の関係者がネットで検索するなどして教委に密告したものと思われます。密告しなくてもいずれ逮捕されて分かることで、結局、こういうことは被疑者に証拠隠滅の機会を与えることになります。
 警察の捜査が始まっているので「校長は同日以降、容疑者と断続的に面談して尋ねたが、容疑者は「心当たりはない」と話したという。29日夕に「警察に相談しよう」と促すと、「一晩考えさせてほしい」と話し、その日は帰宅。翌30日朝、容疑者から「体調が悪いので年休を取りたい」との連絡があり、31日未明に県警から逮捕の連絡が入ったという。」という校長の対応は失当であり、弁護士に相談するよう促すべきでした。
 校長が「5/30に相談に行く」なんて警察に連絡したので、警察も情報漏れを知って逮捕状を急遽繰り上げて請求したんでしょうね。

中学教諭 また逮捕 児童買春容疑 不祥事続き 教育関係者衝撃=長野
2013.06.01 読売新聞
 岡谷署などは31日、市立中学校教諭の容疑者()を、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕した。容疑者は「18歳未満とは知らなかった」と供述しているという。事件は、教職員の不祥事が相次ぎ、県教委が危機感を強めていた時期に起きており、教育関係者には衝撃が走った。
 発表によると、容疑者は昨年11月上旬、南信地方に住む当時14歳の中学2年女子生徒に対し、18歳未満と知りながら、ホテルで現金数万円を渡して淫らな行為をした疑い。
 調べに対し、「18歳未満とは知らなかった」と供述しているという。女子生徒は容疑者の勤務先とは別の中学校に通学。容疑者は女子生徒とインターネットの出会い系サイトで知り合ったという。
 容疑者の逮捕を受けて、市教委の牛山英彦教育長と市立中学校の羽生武彦校長が31日午後に記者会見。「教員として、人としてあってはならないこと。被害に遭われたお子さんをはじめ家族、関係者にお詫びする」と謝罪した。
 羽生校長によると、容疑者は2009年4月から中に勤務し、3学年のクラス担任で学年主任、生徒55人が所属する吹奏楽部の顧問。「真面目で勤勉なタイプだった」といい、逮捕の知らせに「ただ驚いている」と困惑気味だった。

 市教委は、女性からの匿名の電話で容疑事実に関する情報を把握。5月14日に「中の先生が援助交際をしているようだ」とあり、同21日には「音楽の先生だと分かった。若い子と付き合うのは問題だ」との内容だった。
 羽生校長は同日以降、容疑者と断続的に面談して尋ねたが、容疑者は「心当たりはない」と話したという。29日夕に「警察に相談しよう」と促すと、「一晩考えさせてほしい」と話し、その日は帰宅。翌30日朝、容疑者から「体調が悪いので年休を取りたい」との連絡があり、31日未明に県警から逮捕の連絡が入ったという。

 学校では31日午後に2、3年生、夜に保護者を対象に羽生校長が事実と経緯を説明した。説明に涙を浮かべる生徒もいたといい、学校のスクールカウンセラーや市の支援員が心のケアにあたる。6月3日に改めて全校集会を開く。
読売新聞社

「先生が援交」告発、市教委に女性電話 教育長ら会見「おわび」 /長野県 2013.06.01  朝日新聞
 女子中学生に現金を渡してみだらな行為をしたとして、岡谷署は31日、市立中学校教諭容疑者==を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕し、発表した。容疑者は県警に対し、少女が18歳未満だと知らなかった、と供述しているという。
 同署によると、容疑者は昨年11月上旬ごろ、インターネットの出会い系サイトで知り合った当時中学2年だった少女(14)に、現金数万円を渡し、諏訪市のホテルでわいせつな行為をした疑いがある。少女は容疑者と会った際、自分の年齢を18歳以上と説明していたという。しかし、同署は、少女の容姿や会話などから、容疑者は18歳未満と認識していたとみている。

 「教育公務員として、人間として、決してやってはいけないこと」「被害者とその家族、関係者に心からおわびしたい」。市教委の牛山英彦教育長と中の羽生武彦校長は31日午後、市役所での記者会見で深々と頭を下げた。

 容疑者は2009年4月から、音楽担当として中に勤務している。吹奏楽部の顧問で、今年度は3年のクラス担任と学年主任も務めていた。勤務態度はまじめで、部活の指導も熱心だったという。

 市教委によると、5月14日と21日、公衆電話から中の教員の不祥事を告発する電話があった。いずれも女性で、14日は「誰か分からないが、先生が援助交際をしている。やめさせて」、21日は「音楽の先生と分かった」との内容だった。

 羽生校長と教頭は音楽担当の容疑者から事情を聴いたが、「身に覚えがない」「心当たりはない」と返答。このため、校長は「名誉回復の意味でも警察に相談に行こう」と説得。30日に署に一緒に行く予定だったが、30日朝、容疑者から「体調が悪いので年休をとりたい」と申し出があったという。

 中では昨年秋から、セクハラ問題などを中心に研修を重ねてきた。牛山教育長は「回数を重ねても、内容が心の底に響いていなかったらしい。研修のあり方や内容を再度検討したい」と語った。

 中では容疑者の逮捕を知り、涙を流す生徒もいた。午後には2、3年生に事情を説明、謝罪し、夜には保護者への説明会を開いた。今後は県と市のカウンセラーが生徒の心のケアにあたる。

児童買春:・中教諭を容疑で逮捕−−岡谷署など /長野
2013.06.01 毎日新聞

 岡谷署などは31日、中学校教諭、容疑者を児童買春禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は、昨年11月上旬、インターネット上の出会い系サイトで知り合った南信地方の当時中学2年の女子生徒(14)が18歳未満だと知りながら、諏訪市のホテルで現金数万円を渡してみだらな行為をしたとしている。「18歳未満だと分からなかった」と容疑を一部否認しているという。

 容疑者は市立中の音楽教諭。同署によると、女子生徒と容疑者に面識はなかった。今年、関係者から相談があり、携帯電話に残ったメールなどから容疑者が浮上した。
 ◇市教委に指摘の電話 本人は否定
 容疑者の逮捕を受け、市教委の牛山英彦教育長と中の羽生(はにゅう)武彦校長は31日、市役所で記者会見した。牛山教育長は「教育公務員として、人としてあってはならないこと。被害に遭われたお子さんやご家族におわび申し上げます」と謝罪し、羽生校長は「校長としての責任を重く感じ、深く反省している」と頭を下げた。
 羽生校長によると、容疑者は09年4月に赴任。3年生の担任で学年主任も務め、部活では吹奏楽部の顧問だった。勤務態度は勤勉でまじめといい、部活の指導も熱心だったという。
 市教委によると、5月14、21日に女性の声で今回の件を伝える匿名の電話が市教委に入った。「中の音楽教諭」と特定していたため、学校側が容疑者に4回面談したが、「身に覚えがない」「心当たりがない」と答えていたという。
 同校は31日、容疑者の逮捕について校長が生徒に説明し、謝罪した。涙を流す生徒もいたという。

 今後、スクールカウンセラーが心のケアにあたる。また、同日夜には保護者会も開いた。

 「岡谷署は31日午前0時すぎに同容疑者を逮捕した」というのもなんかドタバタしてるな。捜査を受けていることがバレちゃうと、逃げたり、自殺したり、証拠隠滅図ったりということになります。

http://www.shinmai.co.jp/news/20130601/KT130531FTI090028000.php
中学校教諭の容疑者が、インターネットの出会い系サイトで知り合った当時中学2年の少女を買春したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕された事件をめぐり、同市教育委員会に5月中旬以降、「中の音楽教員が援助交際をしている」との匿名の電話があり、校長が4回にわたり容疑者から事情を聴いていたことが31日、分かった。同容疑者は否定を続けたという。
 岡谷署は同日、容疑者を地検松本支部に送った。不祥事の多発を受け、教員の資質向上が議論されていた昨年11月に同容疑者が犯行に及んでいたことに、教育関係者に衝撃が広がった。

 市の牛山英彦教育長によると、電話は5月14日に女性の声で市教委にかかった。女性は教員の名前は知らないとしたが、同21日に再度電話があり、「音楽の先生だと分かった」と話したという。同校の音楽教諭は容疑者1人で、羽生武彦校長が問いただしたが「心当たりがない」と否定したとしている。
 羽生校長は同29日、電話の指摘が事実でないなら警察に対処を相談すべきだと助言。同容疑者は「一晩考えさせてほしい」と答えたが、翌30日朝になって電話で「年休(年次有給休暇)を取らせてほしい」と申し出た。岡谷署は31日午前0時すぎに同容疑者を逮捕した。
 学校側によると、容疑者は2009年4月から同校に勤務。現在は3年生の担任と学年主任を務め、吹奏楽部の顧問もしている。勤務態度は「勤勉で真面目」(羽生校長)といい、指導方法をめぐる苦情などは聞いたことがないという。
 羽生校長は31日午後、授業が休みだった1年生を除く2、3年生計約270人に容疑者が逮捕されたことや容疑を説明。部活動は中止し、下校を指示した。同日夜は保護者向け説明会も開いた。