児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「LINE」を利用し中学生が「美人局」事件起こす 「最強の出会い系マシン」に有効な対策はあるのか

 児童が不特定者と接すると、事件の温床になります。
 児童を排除するか、非児童を排除すればいいんですが、そういう選択はないようなので、いたちごっこになって、一定数の被害が継続します。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130409-00000002-jct-soci&p=2
ミクシィやグリーの場合は、サイト内でメールや掲示板を使って交流しているため、そこに運営側の監視が目を光らせ「事件」を未然に防ぐことになるのだが、一方の「LINE」に関しては、通話やチャットがリアルタイムに直接行われるため、ミクシィやグリーとは異なった対処が必要になるのかもしれない。

 「LINE」広報に対策について話を聞いてみたところ、全国各地の学校や父母・教職員団体向けに社員を派遣し、利用に関する啓蒙活動を行っているという。また、異性との出会いや交際目的の書き込みを発見した場合は削除要請を行うと共に、友だち募集を目的とした非公式サービスについてはリストを開示して注意を喚起し、運営事業者に抗議・差し止め要求を行っているという。その結果、12年4月と比較し、非公式サービスは半数以下(45%)に減っていると回答している