児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

3項製造罪につき「冗談のつもりで撮影した」という弁解

 2004年ころ、同名同姓の人が青少年条例違反で逮捕されたという報道がありました

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000010-mai-soci
<塾生の裸を撮影容疑>実質経営者逮捕 愛知県警
毎日新聞 3月15日(金)2時1分配信
容疑を認め、「冗談のつもりで撮影した」と話しているという。同塾は同県を中心に14都府県で90校を展開している。
 容疑は、自宅で11年6月、塾生の女子高校生(16)の裸をデジタルカメラで撮影。12年10月にも自宅で別の女子高生(17)の裸を携帯電話のカメラで撮影したとしている。
 同課によると、県警豊田署に1月下旬、「容疑者が子どもの裸の写真などを撮っている」との匿名通報があった。家宅捜索で押収した自宅のパソコンには、わいせつ画像が大量に保存されていたという。容疑者は自宅のほかに複数のマンションを持っており、同課は容疑者が親しくなった生徒を自宅やマンションに誘って撮影していたとみて余罪を調べる。
 同課によると、「慶桜個別指導学院」は塾経営コンサルタントなどを手がける「オズコミュニケーション」(本社・刈谷市)が運営。容疑者はオズ社の実質的経営者で、愛知県内のオズの直営6校で「加藤拓也」と名乗って塾生を教えていたという。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013031490204638.html
県警によると、今年1月に匿名の通報があり発覚した。県警は容疑者宅のパソコンから、未成年とみられる少女のわいせつ画像などを大量に押収。ほかにも被害者がいるとみて調べている。
 容疑者は岐阜県内の元中学校教諭。04年3月、元教え子にわいせつな行為をした同県青少年健全育成条例違反で逮捕され、懲戒免職になった。学習塾では「加藤拓也」の偽名を使い、過去の経歴が発覚するのを恐れていたとみられる。
 今年2月27日には、女性講師(33)を殴ったとして傷害容疑で逮捕され、今月8日に起訴されていた。
 慶桜個別指導学院のホームページなどによると、同学院は容疑者の妻が社長の「オズコミュニケーション」(刈谷市)が経営。07年に設立され、小中高校生を対象に14都府県に直営6校、フランチャイズで84校を展開する。


 使用者責任を問われる恐れがあります。

http://www.oz-com.co.jp/
当社元社員の逮捕について
2013年3月14日、当社元社員が逮捕されるという事態が発生いたしました。
こうした事態を生じさせたことについては大変遺憾であり、日頃当社を信頼していただいている方々に対して誠に申し訳なく、また生徒の皆さま、保護者の皆さま、及び関係の皆さまには多大なるご不安とご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。
なお、詳細な事実関係を確認の上対応させていただければと存じます。
全社員に対して、法令遵守の徹底を行ってまいりましたが、このような事態が発生したことを厳粛に受け止めるとともに、今後は従業員ひとり一人の倫理観の醸成やコンプライアンス意識の向上を一層図るべく教育を再徹底し、信頼の回復に全力で努めてまいります。
重ねて、心より深くお詫び申し上げます。