児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

女児盗撮教諭に反省文書かせ、対応が遅れた校長

 教委に報告されたのが8/3、警察への相談が8/6だから、報告遅れについては、教委も同罪ですよね。

7/27盗撮
7/31盗撮
8/1盗撮 校長に発覚
8/3 教委に報告
8/5 職員会議
8/6 教育委員会開催
8/6 警察に相談
8/7 逮捕
8/7 保護者会
8/27 略式命令(罰金10万円)
9/13 懲戒免職

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120914-OYT1T00439.htm
また、校長は8月1日に事件を把握しながら、町教委などに報告したのは同3日。その間、教諭から状況を聴取したほか、反省文を書かせていたことが県教委の調査で分かった。大町署への相談は、土、日曜の後の同6日まで遅れ、県教委は、事件を防げなかった責任に加え、対応の遅れも処分理由とした。

 校長は「『まさか』という事態を想定する危機管理をおろそかにした。二度と起こさないように反省文を書かせたため、報告に2日かかり、申し訳ない」と謝罪しているという。

 非違行為撲滅の強化月間も不祥事が続き、山口利幸県教育長は「表現する言葉が、見つからない。その都度、繰り返しで申し訳ないが、不信感を植え付けて申し訳ない気持ちだ」と陳謝した。

(2012年9月14日11時58分 読売新聞)