児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

逮捕される率・逮捕されない率

 急に聞かれても統計を探せませんでした。
 割り算してもらえれば、発覚した場合に逮捕されるだいたいの割合がわかります。
 児童ポルノ・児童買春だと997/1627=61.28%が身柄拘束されています。
 青少年条例違反では、24.42%が逮捕されています。
 確率が高いか低いかを聞かれても困りますが、こういう数字です。
 もし、弁護士に「児童ポルノ・児童買春の罪を犯しましたが、逮捕されるでしょうか?」と質問して、「逮捕されないだろう」という回答なら不正確ですし、「逮捕される」という回答でも不正確になります。

http://www.npa.go.jp/archive/toukei/keiki/h22/xls/H22_058.xls
平成22年の犯罪
31 罪種別身柄措置別送致別検挙人員
http://www.npa.go.jp/archive/toukei/keiki/h22/xls/H22_031.xls
強制わいせつ罪 検挙数2189人 身柄不拘束360人

58 法令別 送致件数及び措置別 送致人員
http://www.npa.go.jp/archive/toukei/keiki/h22/xls/H22_058.xls
児童買春・児童ポルノ禁止法 送致人員1627人 書類送致630人
青少年保護育成条例 送致人員2993人 書類送致2220人