14歳で区切るようです。
おわりに
本研究では,携措電話の使用適正年齢を検討するための資料として,未成年者に関する法律や判例,及び過去4年間に新聞報道された未成年者が関わった出会い系サイト関連事件を用いて,未成年者の年齢と責任能力の関係を表すグラフを作成した そのグラフから, 14歳未満の子どもには携帯電話を使わせるべきでないこと, 18歳未満の子どもにはフィルタリングなどの制限を付けて使わせる必要があることが読み取れた
現在は,未成年者が携帯電話を使うようになってまだ年数が短く,携帯電話の個人性と未成年者の責任能力について,まだ充分に議論されていない。しかし,今後は,子どもに携帯電話を持たせること自体に,保護者の監督責任を間われるようになるかもしれない。責任能力の未熟な子どもに個人性の高い携帯電話を与えることは,保護者が子どもに対する監督義務を放棄したと見なされても不思議ではないからである今後,充分に議論する必要がある