こんなんもありますね。
「デジタル・フォレンジックコミュニティ2005」配布講演レジュメ
分科会1 「刑事手続きとフォレンジック」
大橋 充直(座長) : ハッカー検事第3 デジタル捜査法(試論)
2 デジタル捜査法の実務上の諸問題
(1) 作成するコピーの証拠品問題
・改ざん変更がされていないことの証明:不可逆的記録媒体を使う
例:CD−R,DVD−R
・改ざん(ログ消し)存在の証拠保全:HDのイメージコピー
(2) ハッシュ関数を使った同一性証明問題
技術論的にも証拠法上も全く問題はない(フィンガープリント問題)。
課題は,平易な言葉で文系検察官や裁判官に説明することである。
(3) スナップショット的なコピーの問題
ア コピーする傍から原本が消滅する:コピーソフトの正確性立証
イ コピー中に原本が変動する:変動範囲と不変動範囲を明示する