児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「刑事手続きとフォレンジック」

 こんなんもありますね。

デジタル・フォレンジックコミュニティ2005」配布講演レジュメ
 分科会1 「刑事手続きとフォレンジック
      大橋 充直(座長) : ハッカー検事

第3 デジタル捜査法(試論)
2 デジタル捜査法の実務上の諸問題
(1) 作成するコピーの証拠品問題
・改ざん変更がされていないことの証明:不可逆的記録媒体を使う
例:CD−R,DVD−R
・改ざん(ログ消し)存在の証拠保全:HDのイメージコピー
(2) ハッシュ関数を使った同一性証明問題
技術論的にも証拠法上も全く問題はない(フィンガープリント問題)。
課題は,平易な言葉で文系検察官や裁判官に説明することである。
(3) スナップショット的なコピーの問題
ア コピーする傍から原本が消滅する:コピーソフトの正確性立証
イ コピー中に原本が変動する:変動範囲と不変動範囲を明示する