児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

書類送検で実名報道されている例

 時系列は
  4/11 公然陳列行為
  5/31 捜索・押収
  6/6 千葉県警取調
  6/7 校長に報告・発覚
  6/10 書類送検
のようです。
 市教委の報道発表で名前が出てしまい。警察に取材に向かい、送検された時点で事実関係が公表されたという感じです。

http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=32358&categoryid=1
市教委の説明などによると、この教諭は教諭(25)。4月11日、外国人男児の裸の画像を、携帯電話からインターネット上の掲示板サイトに投稿。画像は他のサイトから入手した。これを児童ポルノなどの違法サイトを監視する民間団体が見つけ、千葉県警に通報。捜査を進めていた同県警は5月31日、教諭の自宅捜査を行い、携帯電話などを押収した。
 教諭は今月6日に同県警に出頭。7日、勤務する小学校の校長に自ら報告し、事態が発覚した。現在、自宅待機中。
 投稿は大学時代から始め、担任をしている子どもたちの画像はなく、同小学校児童の被害はないという。

 弁護士としては、どうすればできるだけ軽く収めることができるかを考えるんですが、所属長に報告して処分が軽くなるんなら、それでもいいと思いますが、それでも懲戒免職・教員免許取消になるのなら、先に依願退職できないかを考えます。5/31から6/7まであったんだから。
 同様の事例でこれまで、弁護士がそうアドバイスしても、依願退職した教員は希です。懲戒免職になる。辞めるのは大変なことだし、停職くらいで済むんじゃないかと考えるようです。