児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

女児を拉致し強姦致傷、元教諭に懲役17年の判決(岡崎支部H21.12.18)

 公判前整理になって、途中がわかりませんでした。
 製造罪もあるはずです。
 児童ポルノ・児童買春犯人の性犯罪への親和性というか、性的虐待という同一線上の犯罪類型だというか。

http://www.asahi.com/national/update/1219/NGY200912190001.html
判決によると、被告は99年3月、同県内の路上で見かけた小学3年生の女児(当時9)を無理やり車に押し込み、暴行を加えたうえで強姦し、20日間のけがを負わせたほか、2001年〜02年、当時10歳と8歳の女児にも、体を持ち上げて車内に押し込み、「殺すぞ」などと脅して強姦し、3週間〜1カ月のけがを負わせた。また、2008年3月、同県知多郡のホテルで、中学1年生に現金を渡す約束をしてみだらな行為をした。
 久保裁判長は「全く抵抗できない児童をビデオカメラで撮影するなどしており、被害を受けた児童の恐怖心、恥辱感、精神的肉体的苦痛は大きく、手術を必要とした治療を受けるなど被害の結果は重大だ」と指摘。一方で「懲戒解雇され、一定の社会的制裁を受けている」と述べた。
 被告は同県美浜町の中学校教諭だった08年7月、中学1年の少女に現金を渡す約束をして買春したとして児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕され、県警が自宅を家宅捜索し、ビデオなどを押収。わいせつな画像が映っており、解析するなどして強姦致傷事件が発覚したという。