児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

Winny利用者へ「ファイル削除のお願い」送信、ISPらが指針策定

 児童ポルノの関係では、ダウンロードや中継しただけの人も捜索差押や取り調べを受けていますので、こんな手紙は来ません。
礼状でなく令状をもったおっちゃんたちが突然来ます。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091117_329589.html
啓発メールでは、ユーザーのPCで無断に複製されたファイルがWinnyネットワーク上に公開されていることや、その違法性を説明した上で、当該ファイルを削除するよう通告する。具体的なファイル名やハッシュなども記載する。ガイドラインに添付してある啓発文書様式例では、「ファイル共有ソフトWinny)を利用されている皆様へ〜ファイル削除のお願い」というタイトルが付けられている。

 CCIFの啓発文書送付スキームへ参加する権利者団体はまず、CCIFの指定する検知ツールを用いて著作権侵害ファイルを特定・入手。それを公開しているユーザーに対して、ISP経由で啓発メールを送信する流れだ。

 ガイドラインでは、権利者団体が啓発メールの送信をISPに要請する際の条件も定めている。侵害ファイルの入手元IPアドレスや入手日時、ファイル名、ハッシュ、権利者名・権利内容なども具体的に記載することとしている。