児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

撮影型強制わいせつの否認事件(山形地裁)

 検察官が「撮影した」という場合は画像が残っているものです。

http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091107ddlk06040044000c.html
村山の強制わいせつ:保育士側が無罪主張 一転、起訴内容否認−−地裁初公判 /山形
2009.11.07 
 検察側は冒頭陳述で、被告は女児のおむつ交換の際、衣服を上下とも脱がし体を指で触ったうえ、携帯電話のカメラで撮影し、女児に口止めしていたと主張。また、女児がお漏らしをするように、昼食で水分を多く取らせたと述べた。
 一方、弁護側は衣服を脱がせたのは事実だが「紙おむつや柔らかいタオルで体をふいた。指では触っていない」と説明。「保育士として当然の職務を果たした。わいせつ目的ではない」と主張した。撮影は否定した。
 起訴状によると、被告は、6月下旬から7月下旬にかけて計4回、4歳の女児の衣服を脱がせて体を指で触るなどのわいせつな行為を繰り返した。