児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

性的虐待 心の傷ケア

 日本では、被害者救済はほとんどやってません。裁判所も包括一罪にしてしまっていた国ですから。
 予算と法律を作っても、一朝一夕に進むとは思えません。 

児童ポルノスウェーデン報告](下)性的虐待 心の傷ケア(連載)2009.07.09 読売新聞
 家庭内外での性的虐待の様子を収めた画像が児童ポルノとして流出することもあれば、この少女のように写真を撮影されたこと自体が心の傷となることもある。インターネットを通じ画像が児童ポルノとして拡散していく可能性は高く、一度流出した画像を消し去ることは難しい。児童ポルノ性的虐待の問題は密接にかかわっている。
 被害防止とともに、被害を受けた子どもたちへの適切なケアが重要になっており、地域での仕組み作りがこの数年で急速に進んできた。
 社会福祉事務所が虐待を発見すると、必要に応じて児童虐待に対応する「子どもの家」という機関に連絡する。ここで警察官やソーシャルワーカー、医師などが面接や診察を行い、対応を検討する。リンショーピン市内にある「子どもの家」には、性的虐待を受けた子どもの診察をするための特別な部屋が設けられていた。心のケアが必要な場合にはさらに、エレファンテンのような専門機関が紹介される。