児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

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わいせつ致傷など容疑 32歳を逮捕 起訴なら県内初の裁判員制対象に=石川

 こちらは否認事件なので、被害者が裁判員に尋問される可能性があります

わいせつ致傷など容疑 32歳を逮捕 起訴なら県内初の裁判員制対象に=石川
読売新聞社2009.06.12 
 ◆起訴なら地裁初の適用か
 県警捜査1課は11日、容疑者(32)を、強制わいせつ致傷、監禁、わいせつ目的略取の疑いで6日に逮捕したと発表した。強制わいせつ致傷は、5月21日に始まった裁判員制度の対象事件で、容疑者は県内では初めての制度対象事件での逮捕者となった。起訴された場合、金沢地裁で初めての裁判員制度裁判となる可能性がある。
 発表や捜査関係者の話によると、容疑者は4日午後2時ごろ、県内の路上をジョギング中の10歳代後半の女性に乗用車で近付き、無理やり車内に連れ込み、体を触るなどのわいせつ行為をした上、抵抗した女性に全治5日間の打撲などのけがを負わせた疑い。
 同日中に女性から被害申告があり、乗用車のナンバーなどから容疑者が浮上した。容疑者は「合意の上だった」と容疑を否認しているという。
 県警は「わいせつ事件の被害にあった女性の心情に配慮し、事件を公開することで被害者が特定されることを避けたい」として、これまで事件について発表していなかった。容疑者は、7日に金沢地検に送検されている。
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 別の対象事件で容疑者が起訴され、公判前整理手続きが早く進んだ場合は、初公判が容疑者より先になる可能性もある。