児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「勝訴難しい」弁護士、7か月提訴せず…懲戒処分受ける

 だいたい、勝つか負けるかわからないことを頼まれてるので、先が読めないですよね。
 わからん・難しいと思ったら、すぐ依頼者と相談するんですよ。
 報連相
 事件関係のメール・fax・郵便物は依頼者に自動的に転送です。依頼者が理解できるものもできないものも全部送っておいて、弁護士と依頼者が情報を共有している状態がベスト。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090610-00000075-yom-soci
関係者によると、この弁護士は2003年3月、大阪府内の男性から、著作権を巡るトラブルに絡み、教科書会社に約200万円の損害賠償を求める訴訟を起こすよう依頼され、着手金を受け取った。男性は翌4月、弁護士に訴状の草案を渡したが、大阪地裁に提訴されたのは同年11月で、訴状の内容は草案とほぼ同じだったとされる。
 この弁護士は読売新聞の取材に、「法律構成を検討していたが、勝訴は難しく、今思えば代理人を辞めるべきだった。反省している」と話している。

http://www.asahi.com/national/update/0610/OSK200906090159.html
関係者によると、弁護士は03年3月、依頼者から民事上のトラブルをめぐって約200万円の賠償を求める訴訟を起こすよう頼まれ、着手金を受け取った。だが、提訴は約7カ月後になり、訴状の内容は依頼者からもらった草稿とほぼ同じだったという。訴訟は翌年、相手方が20万円を払うことで和解した。
 弁護士会は、依頼を滞りなく処理するよう定めた日本弁護士連合会の職務規定に反すると判断した。

 訴状については、書いてみないと難易がわからない点もあるので、だいたい書けたところで依頼者に見て貰って、委任状と着手金貰います。