児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「道教委」って聞くと不祥事のニュース

 検事さんの最近の論告では、「懲戒処分じゃ予防にならないから、実刑にするしかない」って言われています。
 続出する不祥事を見ていると、それも一般予防になってないような気がします。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/152306.html
女子高生と関係の疑い、中学教諭を免職 道教委5件処分(03/12 07:36)
 道教委は十一日、十八歳未満と知りながら女子高生と性的関係を持つなどして児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)の疑いで一月に逮捕された上川管内の中学校教諭(39)を免職とするなど五件の懲戒処分を発表した。

http://www.bnn-s.com/news/09/03/090312122028.html
旭川市の中学校教諭は2007年の秋から昨年5月までの間、出会い系サイトで知り合った女子高生(当時17歳)に現金を渡し、同市内のホテルなどで十数回に渡って性行為に及んだ。さらに女子高生の下着姿や裸を携帯電話のカメラで撮影した。1月28日、旭川東署に逮捕され、容疑を認めているという。道教委の聞き取り調査に対しては「女子高生と援助交際をすれば社会的影響が大きいことは分かっていたが、欲望に負けてしまった」と話した。
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 懲戒処分の大半は交通違反や個人情報紛失などによる減給や戒告。しかし、免職(12件)や停職(13件)となった事例の中には、「児童買春」、「セクハラ」、「生徒との性的関係」、「生徒の親と不倫」、「校舎内で同僚と性行為」、「盗撮」、「性器露出」、「浣腸後に路外で脱糞」など、下半身にまつわる常軌を逸した行動が続発している。