児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

被害者参加の公判で被告「またやってやる」と暴言吐く

 こういうこともあるということも覚悟する必要があります。
 安価だということだけでなく。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090209-00000033-yom-soci
この事件では被告(43)が昨年11月、東京・世田谷区の駅前で占いをしていた30歳代の女性を殴ってけがをさせたとして、傷害罪に問われている。証人尋問に立った女性が、有料で占いをしていたことを証言すると、突然、被告が「無償でやりなさい」と声を荒らげ、その後も「またやって(殴って)やる」などと叫んだため、裁判長から退廷させられた。女性は両手で耳をふさいで涙を流し、約10分間休廷した。
 女性は、殴られて1週間のけがを負ったとして約58万円の賠償を求めている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090209/trl0902091953008-n1.htm
次回公判では、女性による男への質問が予定されていたが、女性の弁護士は「今日の進行(トラブル)もあるので」とし、実施するかどうか明言を避けた。
 公判を傍聴した「全国犯罪被害者の会あすの会)」代表幹事の岡村勲弁護士は、「(同様のトラブルが起きた場合でも)被害者は言いたいことを言ったほうが良い。被告の人間性が分かる効果もあるのでは」と話した。
 女性は初公判に先立ち、慰謝料など約60万円の賠償を求めて損害賠償命令制度を申し立てている。