児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

【神隠し公判】ショッキング映像…傍聴人「必要あるのか?」

 傍聴人に見せたことを問われているのに「立証上必要があった」というのはかみ合ってませんね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090120-00000508-san-soci
ある傍聴人は「私たちにここまで見せる必要があるのか」と疑問を語った。
 ショッキングな映像を傍聴人にまで示すのは、従来の公判では考えられない異例の措置だ。東京地検は14日の第2回公判後、この公判を裁判員裁判の「モデル」と位置づけ、「裁判員にも法廷で見てもらうというメッセージを込めた」と説明した。19日には「裁判員制度は関係なく、立証上必要があった」と修正したが、本音はどちらか。

 従来でも、わいせつビデオなどでは、法廷で展示するけれど傍聴人には見せないという展示方法がとられているわけで、どうしてそれではだめなんですかね。