児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

ゲームで資金洗浄

 電子計算機損壊等業務妨害になるまで中継したという、記憶がある事件ですが、必死でRMT用にアイテム稼ぐ動機というのがよくわからないですね。

http://www.yomiuri.co.jp/net/feature/20081105nt06.htm
 2005年春。福岡市内のコンビニの防犯カメラに、中国人留学生(29)が何時間も店の隅に立ち、ロール紙がなくなるまで端末を操作する姿が映っていた。留学生は端末で大量のウェブマネーを購入していたのだ。その後、香川県警に電子計算機損壊等業務妨害容疑で逮捕されたこの留学生は、日本に中継サーバーを違法に設置して中国にいる仲間5000人以上をオンラインゲームに参加させ、稼いだアイテムをRMT業者に売っていた。
 5000万円以上の売上金が中国に送られたとみられるが、「その大半は特定できなかった」と捜査員は悔しがる。ウェブマネーは、マネロン防止のため設けられた犯罪収益移転防止法の対象外で、監視できないからだ。

 犯罪収益もアイテムに代えれば、外国に送れます。