適切に対応していれば延命の可能性があったかもしれません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080619-00000239-mailo-l16
意見書や報告書によると、男性受刑者は入所後の06年、刑務所内でレントゲン検査を受けた際、肺に影が見つかった。「要診察」とされたが、同刑務所は精密検査などを行わなかった。男性受刑者は約9カ月後に倒れ、翌月に死亡した。
同刑務所は、報告書で、刑務所側に対応の遅れがあったことを認めた。更に、男性受刑者に対する終末期医療についても、「医療刑務所への移送協議は行ったが結果的に実現できず、遺憾」とした。
再発防止策については、昨年4月以降、不在のままの常勤医師の確保や検査の徹底など4項目を挙げた。同刑務所は今月に入り、男性受刑者の遺族に電話で謝罪。「再発防止策を確実に実施していきたい」と話している。