児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

ビデオ村vsネット

 売ってる人は、売れるから売ってるだけで、必ずしもそういう趣味の人ではありません。
 有体物の需要もまだ当分あるみたいですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080525-00000910-san-soci
■「最大の脅威」は警察ではなく「ネット」
 男性たちの欲望に支えられ、“尋常でない生命力”を見せてきた「ビデオ村」だが、その立脚基盤は地盤沈下ともいうべき逆風が吹いている。
 「ビデオ村」を揺るがしているのは「ネット」なのだという。
 「やっぱりネットの影響ですよ。商売あがったりです。かつては月1000万円を売り上げた店もあったが、今や昔です」
 ビデオ店店主は寂しげな表情で振り返る。
 インターネットで無修正画像は当たり前。さらにファイル交換ソフトの発達で、大容量のビデオが無料で簡単に入手できるようになった。
 「客層が一気に高齢化してしまった。客として来るのはおじさんかおじいちゃんですよ。支えているのは団塊の世代と言っても過言でない。かつては性への興味ではちきれんばかりの高校生が来ていたものですが…」
 警察から摘発されても復活はするが、「ビデオ村」全体の市場規模は縮小しているようだ。
 最近ではパソコンのハードディスクにアダルト動画を詰め込んで「1台5万円」と販売する例もあるというが、主流になるには至っていない。
 ただ、利用者はネットにはないメリットを感じているようだ。客に話を聞いてみた。
 男性(45)はビデオ村に来る理由について、「ネットはワンクリック詐欺などが怖い。自分で買うほうが安全だし、(店に来たほうが)ネットより種類が多い」と強調する。
 男性会社員(33)は「インターネットは、家族に気づかれやすい。こういう店は自分で直接手に入れられるので助かる。買ってマンガ喫茶で見ます」と笑顔で話す。
 「結局、ビデオ村はアナログ人間が支える場所になっている。ただ、ネットの猛威をしのぎきれるとは考えにくい。“裏ビデオの聖地”も、今後は緩やかに衰退していくはず」
 前出の風俗ライターはそう分析している。