児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

船首視覚と見張り

 この事故の原因は知りませんが、双方見張り十分なら、接触しませんから、どちらかか双方に見張り不十分があることになります。
 海難審判でも頻出です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080219-00000924-san-soci
イージス艦「あたご」の衝突事故で、あたごの右舷に衝突の際にできたとみられる損傷があったことが判明した。海上衝突予防法に規定されている「避航船の原則」では、相手の船を右側に見る船舶は衝突を避けるため直進せず、回避するよう求めている。

海上衝突予防法
(横切り船)
第十五条  二隻の動力船が互いに進路を横切る場合において衝突するおそれがあるときは、他の動力船を右げん側に見る動力船は、当該他の動力船の進路を避けなければならない。この場合において、他の動力船の進路を避けなければならない動力船は、やむを得ない場合を除き、当該他の動力船の船首方向を横切つてはならない。
2  前条第一項ただし書の規定は、前項に規定する二隻の動力船が互いに進路を横切る場合について準用する。

 奥村が担当した事件では、相手船は「漂流」していて、この規定が適用されるかが問題になりました。