児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

携帯サイトで少女が性被害 手軽さ、危険と隣り合わせ 県警「フィルタリング活用を」

 「フィルタリング」といっても、実際の性犯罪・福祉犯での接点を見る限り、SNSとかゲームサイトとか、とにかく他人との接点を全部ブロックする必要がありますよね。

http://www.saitama-np.co.jp/news12/20/11x.html
今年十一月、携帯電話のサイトで知り合った行田市内の女子中学生(14)にみだらな性行為をしたとして、児玉郡上里町の男子専門学校生(20)が逮捕された。少女は、若者に人気のコミュニティーサイト掲示板に「遊べる人募集」と書き込んだ。それを見た男が言葉巧みにやりとりをして、女子中学生を自宅に誘い出していた。
 行田署管内では九月から十一月にかけて出会い系絡みの事件を四件摘発した。容疑者はわいせつ目的なのに、少女たちは「メル友をつくりたい」「年上の異性に興味がある」など軽い気持ちでサイトにアクセスしていた。
 出会い系サイトを通じて知り合った男の容疑者にホテルで性行為を要求された中二女子=当時(13)=は「最初はプロフ(自己紹介)の顔写真を見てかわいいねと言われたり、そのうち悩み事を聞いてくれるようになったから、年上の男の人は優しいと思った。何回か会ったけど、ホテルに連れ込まれるとは思っていなかった」と話す。
 県警少年捜査課によると、出会い系サイトに関連した事件の県内摘発件数は二〇〇七年十月末現在、四十三件で容疑は児童買春・児童ポルノ禁止法違反、強姦(ごうかん)、恐喝など性犯罪が中心。
 際立つ特長は四十二人の被害者のうち十八歳未満が三十九人と九割を占め、被害者全員が携帯からの接続だった点だ。