児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

性犯罪撲滅宣言】「再犯、常習者はエスカレートする」 早い段階で「厳罰」必要

 こないだ精神科で診察した被告人は「異常な性的嗜好なし」でしたよ。たくさん起訴されたのに。異常じゃないけど常習犯というのもいるのかもしれません。
 再犯危険性の診断なんて無理じゃないですかね。
 診断つかないけど原則「再犯危険あり」としておきますか?

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/071213/ibr0712130320000-n1.htm
【性犯罪撲滅宣言】「再犯、常習者はエスカレートする」 早い段階で「厳罰」必要
2007.12.13 03:20
 本紙ホームページ「MSN産経ニュース」をみると、地方ニュースのアクセスランキングで上位を占めるのは、性犯罪を扱ったニュースばかり。情報の受け手に問題意識を持ってもらえたのか、単なる好奇心を満たしただけで終わってしまったのか。ニュースの発信者として気にかかるのは、性犯罪とその当事者に対する世間のまなざしだ。

 裁判所でも、窃盗罪や覚醒(かくせい)剤取締法などの公判より、強制わいせつ罪や強姦罪など、婦女暴行に関する公判に傍聴人が集まる。昨年のベストセラー「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」(北尾トロ著、文春文庫)では、「レイプの詳細を聞くことが傍聴男としての悲願」と、外国人の強姦事件の公判を喜々として傍聴する様子が描かれ、賛否両論を巻き起こした。
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 前出の小田教授は「性犯罪に手を染めた者は一定の期間をおいて犯行を繰り返し、エスカレートしていく」と指摘する。異常性愛は一種の中毒で、たばこや酒の量が増えるように、犯行もひどくなっていくという。

 そのため、「性犯罪に手を染めた者を早い段階で処罰することが大切。刑罰を受ける不快感が性衝動を抑圧するので、厳罰化は一定の効果が期待できる」(小田教授)。