児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

強制わいせつ・否認→一審懲役2年4月実刑→控訴審無罪(名古屋高裁h19.8.24)

 報道によれば、7歳に「下腹部を見せる」というわいせつ行為のようですが、「求刑4年」「実刑2年4月」っていうんですから、報道されていない部分があるようです。

強制わいせつ:男性に逆転無罪 供述の信用性否定−−名古屋高裁
 三重県四日市市で女児にわいせつ行為をしたとして強制わいせつ罪に問われ、1審の実刑判決を不服として控訴していた同市内の男性被告(40)に対し、名古屋高裁田中亮一裁判長)が逆転無罪判決を言い渡していたことが28日分かった。
 男性被告は06年4月13日午後4時ごろ、同市内の路上で、女児が13歳未満と知りながら自分の下腹部を見せるなどしたとして同年5月、起訴された。1審の津地裁四日市支部は07年1月に懲役2年4月(求刑・懲役4年)の実刑を言い渡し、男性側が控訴していた。
[毎日新聞 ]

強制わいせつ事件 無職男性に逆転無罪 自白信用性に疑問 名古屋高裁=中部
 三重県四日市市で女児にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた同市の無職男性(40)の控訴審判決で、名古屋高裁は、懲役2年4月の実刑を言い渡した1審・津地裁四日市支部判決を破棄し、無罪を言い渡した。判決は24日付。
 男性は、2006年4月、同市内の路上で当時7歳の女児に対し、下腹部を見せたなどとして起訴された。
[読売新聞 ]