児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「戸塚ヨット」担当の裁判官 三菱自に無罪の裁判官

 簡裁判事は定年が長いので、所長クラスが簡裁にいることがあります。

裁判所法 第50条(定年)
最高裁判所の裁判官は、年齢七十年、高等裁判所地方裁判所又は家庭裁判所の裁判官は、年齢六十五年、簡易裁判所の裁判官は、年齢七十年に達した時に退官する。

 このニュースを取り上げた、大阪ローカルのMBSの情報番組で、元裁判官のコメンテーターが、「簡裁判事は司法試験に合格していない人もいるから・・・(簡裁判決は裁判例としては重くない趣旨)」って言ってました。
   小島裕史裁判長
で検索すると、仕事がわかります。

最高裁人事(10日付)
2002.03.10 朝日新聞社
 定年退官 (名古屋高裁部総括判事)小島裕史

「戸塚ヨット」担当の裁判官 三菱自に無罪の裁判官 [産経新聞 ]
 三菱自動車の虚偽報告事件で無罪判決を言い渡した横浜簡裁の小島裕史裁判官(69)は、名古屋地裁時代に「戸塚ヨットスクール事件」を担当するなど刑事裁判のベテラン。虚偽報告事件の審理は昨年11月の第26回公判から担当した。
 戸塚ヨット事件では、スクールの目的の正当性を認め、傷害致死罪などに問われた校長ら10人全員に猶予判決を言い渡し、遺族などから「体罰容認」と反発された。
 同地裁で審理した昭和63年の「アベック殺人事件」では、犯行当時少年だった主犯格の男に死刑を言い渡し、少年の死刑をめぐり論争となった。
 名古屋高裁時代には、覚せい剤取締法違反罪に問われた男の控訴審判決で、1審の判決書の主文に「懲役」の文字が抜けているとして破棄、審理を差し戻した。