児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

画像掲示板の管理者と投稿者をわいせつ図画・児童ポルノ公然陳列罪の共謀共同正犯とした事例(名古屋地裁H18)

 罪数処理は、児童ポルノ陳列罪一罪+わいせつ図画陳列罪一罪の観念的競合。
 名古屋地裁は法令解釈の実験場みたいですな。

追記060424
 別件ですが、共謀共同正犯で起訴された事例を紹介します。
 愛知県警は、被告人が投稿した画像は単独正犯、投稿者A〜Dが投稿した画像については幇助として逮捕・勾留した。
 名古屋地検は、被告人が投稿した画像は単独正犯、投稿者A〜Dが投稿した画像全部については被告人とA〜Dとの共謀共同正犯として起訴した。
 掲示板タイトルは「ロリータようこそ(大歓迎)」
 画像はすべて児童ポルノ画像。