1回だけじゃないです。結構あるのが、
弁護修習なんでしょうか?
winnyの事件をやりたい!
という連絡。修習生の名前は聞きません。
回答は用意されていて、
ダメです。
私は修習担当ではありませんし、修習に適した事件ではありません。
以前にも別の事件でそんな希望を聞きましたが断りました。こんなんで勝手に関与させると、研修所で、問題になると思いますよ。(休日に、旅行届を出さずに、徳島から高松へ釣りに行っただけで「始末書」という身分ですから。)
最近は、修習生も積極的なんだなという感慨もあるわけですが。
司法修習って、自分の体験からいえば、事件を一時期のぞく・垣間見るだけで、しかも、知恵もないし実務も知らないわけだから、足手まといです。
どうせ2チャンネラ−修習生の「内部情報」ネタか、修習日誌のネタにされるのがオチです。
実務家になってから、責任もってやって下さい。
(次は幇助の弁護団に頼みに行くんだろうな)
岡口さんにリンク貼られてしまったが、今の修習生に出番があるといえば、そういうソフトの開発過程から助言を与えて、リリース後も法的にフォローしていくという段階だろう。
なお、winny「開発者」の弁護人ではありません。
http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/index.htm
誤報ですね。幇助が捕まる前から弁護人ですので。
児童ポルノ事件も、当初は修習生からの問い合わせが多かったが、議論が、保護法益とか、罪数とか、メール送信の擬律という論点だと聞くと、希望者はいなくなった。理解を超えているらしい。
単純に、「児童ポルノ」なるものが見たいだけじゃないのか?
奥村弁護士と高裁との攻防戦で、制定法の解釈が右往左往しているというのもおかしな話なので、そこ誰か論文にすれば、修習どころか、博士号取れるよ。