児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録記録被告事件弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 hp@okumura-tanaka-law.com)

性犯罪・福祉犯(監護者性交罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

従犯の刑

マスコミ、自分で調べろ!といいたいところです。

法定刑懲役3年の場合は、従犯の処断刑の上限は1年6月です。
罪数判断や具体的場合によっては、正犯の宣告刑より重いこともあります。

刑法
第63条(従犯減軽
従犯の刑は、正犯の刑を減軽する。
第68条(法律上の減軽の方法) 
法律上刑を減軽すべき一個又は二個以上の事由があるときは、次の例による。
一 死刑を減軽するときは、無期の懲役若しくは禁錮又は十年以上の懲役若しくは禁錮とする。
二 無期の懲役又は禁錮減軽するときは、七年以上の有期の懲役又は禁錮とする。
三 有期の懲役又は禁錮減軽するときは、その長期及び短期の二分の一を減ずる。
四 罰金を減軽するときは、その多額及び寡額の二分の一を減ずる。
五 拘留を減軽するときは、その長期の二分の一を減ずる。
六 科料減軽するときは、その多額の二分の一を減ずる。


大審院(上告審) 昭和12年 3月10日
昭和11年(れ)第2954号
傷害教唆同幇助公務執行妨害教唆同幇助建造物侵入教唆暴行被告事件
大審院刑事判例集16巻299頁
第一審 甲府地裁
控訴審 東京控訴
正犯の刑を減軽する」〔「正犯ノ刑ニ照シテ減軽ス」〕とは、正犯に対する法定刑に照らして刑を減軽するという趣旨である。