児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

インハウスローヤーってなに?

 新語ですね。いわゆる「企業内弁護士」
 会社の役にたたない弁護士で済みません

http://ilnet.fc2web.com/sub7100_what.htm
インハウスローヤー(In-house Lawyer)とは、「組織(企業、官公庁、地方自治体、NPOなど)の従業員や職員、役員など、組織の一員となって働く弁護士」のことです。一般的に弁護士というと、法律事務所に所属して、市民や企業の法律相談にのったり、依頼されて訴訟を行ったりするというイメージがありますが、最近ではすこしずつこういったインハウスローヤーが増えてきています。
 従来、インハウスローヤーは、「企業内弁護士」と訳されることが多かったのですが、例えばNHKのような非営利団体の内部で働いている弁護士もいますし、司法制度改革の一環として、弁護士資格を有したまま官公庁に入ることもできるようになりました。こうしたいわゆる営利を目的とする企業ではない組織に帰属する弁護士も増えてきたことから、最近ではこれらの弁護士も全て総称して「組織内弁護士」という用語が使われ始めました。

「インハウスローヤーの時代」
 編著者:インハウスローヤーズネットワーク編
 出版社 :日本評論社(同社の本書紹介ページはこちら)
 予価(税込) :1680円
 判型 :A5判
 発刊 :2004年6月中旬
https://sslserver.sbs-serv.net/nippyo/korekara/bookinfo.asp?No=2382
 司法改革が進められ、法律家がより活躍する社会がやってくる。企業も法令遵守が強く求められ、法律家の新たな活躍の場は広がる。「インハウスローヤー」として企業、法人で働く弁護士の需要が広がる中、現役インハウスローヤーらがその魅力と将来を語る。

第1部 インハウスローヤー総論
第2部 インハウスローヤーの現場から
 第1章 各分野のインハウスローヤーの業務
  1 総合電気メーカーのインハウスローヤーの業務/片岡詳子(松下電器
  2 テレビ局のインハウスローヤーの業務/梅田康宏(日本放送教会)
  3 総合商社のインハウスローヤーの業務/糸井千晴(元伊藤忠商事
  4 外資投資銀行のインハウスローヤーの業務/西和伸(元UBSウォーバーグ証券)
  5 外資系IT関連企業のインハウスローヤーの業務/牧山嘉道(元マイクロソフト
  6 ゼネラルカウンセルとしてのインハウスローヤーの業務/本間正浩(AIGエジソン生命)
 第2章 インハウスローヤーの喜怒哀楽
  1 弁護士になって元勤務していた会社に戻ってみて/大津啓二(大成建設
  2 小規模会社・小規模弁護士会に所属するインハウスローヤー/大山滋郎(アルパイン
第3部 インハウスローヤーを見る目
  1 企業から見たインハウスローヤー/大村多聞(三菱商事 理事)
  2 法科大学院から見たインハウスローヤー/宮澤節生(大宮法科大学院 副学長)
  3 ヘッドハンターから見たインハウスローヤー/小堀陸郎(リーガルフューチャーズ)
第4部 お役立ち情報