児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

裁判所事務官の合格者番号、発表前にネットに流出

http://www.asahi.com/national/update/0530/006.html
  Ⅱ種 試験地 東京都
  受験番号 受験番号 受験番号

 合格発表ですから、受験地と受験番号だけのようです。

「一定の手順を踏めば外部の人でも合格者番号を検索できる状態になってしまい、28日夜に流出したらしい。ハッキングなどの高度な技術がなくても閲覧できたという。」というのですが、フリーワード検索でヒットするというのは、送信可能化罪・公然陳列罪でいけば、既遂ですね。

 最終合格発表でない場合、一次試験の結果を早く知った方が有利になるわけで、10日間の差は大きいから、その不平等をどうするんでしょうか?
 繰上げて、今日、発表しますか?
 二次試験を繰下げますか?

 合格発表といえば、昔、司法試験二次試験論文式の合格発表を、どうせ不合格だと思いこんで、見に行かなかったことがありますが、その後はちょっとした騒動でした。