児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

私人による現行犯逮捕の事例

 ときどき、書記官室で大声出している人がいます。
 裁判所のガードマンが遠巻きにしています。

http://www.police.pref.osaka.jp/jyoho/03.html
裁判所職員に対する公務執行妨害事件被疑者の逮捕(民間人逮捕)
 天満警察署は、3月31日(木)、裁判所職員に対する公務執行妨害事件被疑者を逮捕しました。
 被疑者は、平成17年3月31日の昼すぎころ、大阪市北区大阪地方裁判所事務室内において、苦情を申し出ていましたが、これに対応した裁判所の男性職員の顔面を、いきなり殴りつけたことから、すぐ近くにいた職員が被疑者を取り押さえ、通報で駆けつけた警察官に引き渡したものです。
 なお、被害者・逮捕者には怪我はない模様です。

刑事訴訟法
第213条〔現行犯逮捕〕
現行犯人は、何人でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる。

第214条〔私人による現行犯逮捕〕
検察官、検察事務官及び司法警察職員以外の者は、現行犯人を逮捕したときは、直ちにこれを地方検察庁若しくは区検察庁の検察官又は司法警察職員に引き渡さなければならない。