名誉
これは1項破棄で減軽されていますが、公開されていません。 訴因特定とか罪となるべき事実の記載方法の問題です。 第1 主任弁護人の控訴趣意のうち,理由不備の主張(控訴理由第5)について 論旨は,やや判然としないが,要するに,原判決は,名誉毀損に関…
こういう行為はプライバシーを侵害する行為で、世間で言う「名誉」を損なうことは間違いないと思うのですが、刑法の名誉毀損罪の成立には社会的評価を低下させるような事実を摘示することが要件なので、問題があります。 名誉毀損罪を本来の守備範囲から膨ら…
作為義務の根拠は「条理」のようです。 只木誠「刑事法学における現代的課題」P161 Sieberは,このように,危険源を監視する保証人的地位をTDG 5条2項から導き,プロバイダーの責任を否定してきたこれまでの見解からこれを肯定する見解へと立場を改めるに…
「結果的に,本件検索サービスの利用者が違法なウェブサイトに到達することができたとしても,被告が特定の者に対して特定の違法な情報を意図的に提供したと評価することはできないから,児童ポルノ画像を掲載したインターネット上のサイトのURLが違法情…
被害女性が名乗り出れば、名誉毀損罪でも起訴される可能性がありますが、名誉毀損罪は1名ごとに行為1回1罪の併合罪。 他方、わいせつ図画罪は包括一罪なので、何回販売しても被害者何人分販売しても科刑上一罪。 名誉毀損罪とわいせつ図画罪は観念的競合…
削除要求を要件としています。刑法各論 第5版(法律学講座双書)作者: 西田典之出版社/メーカー: 弘文堂発売日: 2010/03/19メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (6件) を見る 西田 刑法各論p118 1 プ口パイダーの責任 わいせつな情報や名誉毀…
これは普通のことです。 第1回の期日決定の際に被告代理人の都合は反映されないので(そもそも誰が代理人に選任されるかも決まってないので)、被告代理人が簡単な答弁書を出して欠席することになります。 2回目以降は被告代理人の予定も聞いて決まります…
このブログは発信者は顕名で、被告人名を消してます。 無罪判決後に問題になるのが、報道とか検索サイトとか個人のブログですね。とっかかりの加害者の特定の段階で、訴訟になります。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091122k0000m040112000c.html …
管理者の刑事責任については2、3の判例と奥村の拙稿があるだけですよね。法律の明文が欲しいところです。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090821-00000014-rbb-sci 警察庁では対策として、引き続き警察署を含めたサイバー犯罪対応能力の向上を図り、…