児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2015-06-24から1日間の記事一覧

「中学教諭、児童ポルノ送信容疑で逮捕「20人に動画」」の罪数処理

余罪は多い方が見出しが大きくなりますが、こんなん20件も立件しません。 3件立件すれば「不特定又は多数の者に提供」という感じですが、実は、6項提供罪の罪数処理については、判例が左右しています。 包括一罪説(最高5年) 併合罪説(最高7年6月)…

コラージュの場合は、胴体基準で考える。水越検事「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」月刊警察378号

じゃあ、児童の胸+成人の下半身の場合は、胸の人物特定が必要なんだな。 Q6コラージュ画像の記録は,私事性的画像記録に該当しますか。 (Ajある人の頭部と他の人の裸体等の画像を合成して作成されたいわゆるコラージュ画像は,頭部が写っている人については,第…

所持が適法→違法・犯罪化された場合に、遡及処罰だと主張した場合の判例

いちおう、児童ポルノでも主張してみよう 最高裁判所第1小法廷判決昭和29年2月25日 【掲載誌】 最高裁判所裁判集刑事92号709頁 刑事裁判資料222号158頁 弁護人中尾武雄、同坂上寿夫の上告趣意第一点について。 原判決の引用した第一審判決…

2015年06月24日のツイート

@okumuraosaka: 子供を言いくるめてわいせつな画像を送らせ、それを元に脅かすといった犯罪は「児童ポルノ法に抵触しない」という事になる。愛知県警巡査部長の「小学生女児強要未遂事件」が児童ポルノ禁止法に落とした闇 URL2015-06-24 22:08:19 via Twitte…